7月12日、中国が南シナ海で主張していた領海の範囲(九段線)が国際仲裁裁判所で完全に否定されたらしい。2013年12月にフィリピンが国際海洋法条約に基づいて、オランダ・ハーグで仲裁手続きをしたのが始まり。足掛け2年半ぐらい。

今回の裁定は上訴ができないので、この国際的な司法判断は確定されたカタチ。つまり中国側(台湾含む)は完敗。もちろん法的な拘束力があるので、当事国は今回の決定に従う義務があります(罰則などはありません)。

確かに妥当な判決が出たことでネトウヨやマスコミは大いに騒いでいますが、今回の司法判断は日本にとっても大ダメージとなる可能性が高そうです。続きを読む