『不能犯』の作者は宮月新(原作)と神崎裕也(作画)。出版社は集英社。ジャンルは青年コミックのサスペンス漫画。

この『不能犯』が来年2018年に実写映画が公開されるということで、この記事では『不能犯』のあらすじ・内容を簡単にレビューしたいと思います。ストーリーの核心部分に触れるつもりはありませんが、ネタバレが嫌いな方はスルー推奨。

思い込みで人を殺せる殺し屋・宇相吹正(うそぶきただし)


不能犯1巻 宇相吹正
(不能犯1巻)
主人公は宇相吹正(うそぶきただし)。謎の殺し屋。電話ボックスの下に待ち合わせの場所を書いた紙を貼っておくと、証拠を残さず復讐したい相手を殺してくれる。

宇相吹正の殺しの特徴は「思い込み」。厳密には瞬間催眠のようなものなんですが、例えば毒蜂に刺されたと思わせた相手は、一瞬で腕が腫れ上がって死亡してしまう。他にもガソリンをかけられて燃えたと思い込ませると全身にヤケド跡ができて…という具合。

そのため宇相吹正は凶器も使わないため証拠が残らないという算段。それ故に警察もひたすら手をこまねいて見ているだけ。そもそも宇相吹正は依頼を集める電話ボックスを転々としているため、尻尾すら現状としてはつかめない始末。

しかし多田という刑事がただ一人宇相吹正に立ち向かう。何故なら多田は好きだった女性刑事・夜目が宇相吹正に殺されたから。そして多田は宇相吹正の唯一の武器である「思い込み」にかからない体質を持っていたから。

果たして宇相吹正を止めることはできるのか。宇相吹正の目的は何なのか。『不能犯』のあらすじを簡潔にまとめるとこんなストーリーになります。ちなみに漫画「不能犯」がクズすぎて面白いという考察レビューも良かったら参考にしてください。そのおすすめ考察ではもう少し『不能犯』の画像を使用しています。
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