2016年7月10日に投開票が行われた第24回参議院議員選挙。憲法改正が発議できる3分の2(162議席)に自民公明維新が達成するかと話題になっていました。


2016年 参議院選挙 ギリギリ3分の2に届かず
(NHK)
でもフタを開けてみると、まさかの161議席。「ギリギリ届かず」という結果。に安倍ちゃん涙目www

一応改憲はギリギリできそうだが実際は?

…と言いたいところですが、与党系無所属(比例で当選して自民党に入党できないカス)が4人ばかりいるので、実際には憲法発議できる可能性はあります。

ただ維新も公明も憲法9条には反対。カスに含まれるアントニオ猪木も9条には反対。維新は維新で統治機構改革など自民党にとっては痛い改憲案を掲げてます。そもそも安倍総理は選挙期間中に改憲論議から逃げ回ってたことからも分かりますが、現実的にはかなり厳しいか。

また今回の参院選の結果を考慮すると、3年後に自民・公明は3分の2を割る可能性は非常に高いです。安倍総理が自民党の綱領を変えて2018年以降も続投したところで同じで、やはり改憲できるタイムリミットはそこまで猶予が残されているワケではありません。

2016年 参議院選挙 議席結果
(NHK)
ちなみに2016年参議院議員選挙の各党の獲得議席はコチラ。自民党が56議席、民進党が32議席。公明党が14議席、共産党が6議席。維新が7議席。社民と生活がそれぞれ1議席ずつ。比例票についてはかなり後半で記述。

自民党も何十年かぶりの単独過半数の57にも1議席及ばず。民進党は情勢調査では30議席を割るとしていましたが、結果的には大健闘。公明党は選挙区での積み上げが大きく、確か過去最高を記録。

維新は関西での積み上げが効いてますが、所詮はこの程度が限界という結果。確かに共産党は伸び悩んだ感もありますが、選挙区で1議席だったのが大きい。それでもコンスタントに最近は維新程度の規模を維持できているのはすごいでしょう。共闘が続けば比例票も今後は順調に伸ばすので、共産党的にも共闘は旨い。


北海道と東北で自民惨敗

とりあえず2016年の参院選の結果を見ていきたいと思います。

2016年 参議院選挙 北海道の結果
(NHK)
まずは北海道は情勢調査通り徳永エリと鉢呂吉雄が当選して、民進党が2議席ゲット。

前回2010年ではトップ当選だった長谷川岳は95万票を集めましたが、今回は60万票半ばと大きな失速。柿木も新党大地の鈴木宗男が土下座までしたものの惨敗。この間まで民進党サイドに付いていた、裏切り者のムネオタンの求心力も道内では更に下がるでしょう。ざまぁ。

2016年 参議院選挙 青森の結果
(NHK)
続いて東北の青森県の結果は、同じく民進党の田名部匡代(たなぶまさよ)が当選。8000票の僅差での勝利。こちらも情勢通りの結果。自民の山崎自身は2010年より得票数を伸ばしているものの、全く力及ばず。

2016年 参議院選挙 宮城の結果
(NHK)
宮城県はめちゃめちゃ接戦と言われていましたが、いざフタを開けてみると民進党の桜井充が割を差をつけての勝利。桜井充の悲壮感漂う懇願っぷりに2chあたりでは桜井の負けを確信した奴もいそうですが、情勢調査が外れたと言ってもいいぐらいの結果。桜井充の底力が垣間見えたか。2010年より二倍以上の得票なので、まさに共産党さまさま。

2016年 参議院選挙 福島県の結果
(NHK)
福島県は民進党の増子輝彦が当選。現職の法務大臣だった岩城は落選。安倍総理など自民党は後半から相当テコ入れを図ったようですが、それでも案の定の落選。自民党は逆転できると思っていただけに、かなりの痛手でしょう。

2016年 参議院選挙 山形の結果
(NHK)
山形県は無所属の舟山康江が有利に進めているとウワサされていましたが、結果は10万票以上の差を付けての大勝。想像以上に引き離されて山形は自民党が惨敗しました。

小沢一郎のお膝元・岩手は無所属の木戸口英司が勝利。いわゆる民進党サイド。当初は主浜了が出馬する予定だったものの介護で離脱。そこで木戸口という県議会議員が出ることに なったんですが、割りとタマとしては悪いと言われてた。

だから最低でも接戦だろうと思ってたんですが、岩手の結果は7万票近い大差で自民が惨敗。なんやかんやで共闘効果が効いていて、思ったほど平野達男の神通力もありませんでした。岩手県知事選挙でも逃げたこともあって、平野の岩手県内での影響力の低下は避けられません。

逆に秋田は民進党の松浦大悟が差を縮めてるとウワサされていましたが、元プロ野球選手の石井琢朗が5万以上の差で勝利。自民党は秋田県のみで唯一面目躍如という結果。


関東

続いて関東。茨城県、栃木県、群馬県のド田舎は割愛。

2016年 参議院選挙 埼玉県の結果
(NHK)
埼玉県は自民・関口と民進・大野元裕、公明・西田が当選。前回は公明党が2位当選で3位は大野元裕だったんですが、逆転。公明が落選の危機 or 共産勝利とウワサされていましたが、結果は割りと大差が付きました。

原因としては維新のコイツが出馬したからでしょう。この「20万票」がもし共産党に流れていたら、十分公明党を負かせていた可能性が高いです。あとで更に後述しますが、維新は邪魔しかしない役立たずの政党だと改めて痛感します。

2016年 参議院選挙 千葉県の結果
(NHK)
千葉県は自民・猪口と元栄が1位2位を独占。3位は民進党の小西洋之が当選。次点は共産党の浅野、そして民進党の水野賢一と続きます。水野賢一は元みんなですが、途中から連合あたりの組織票は全て小西洋之に注力したのが大きいそう。

次の参院選では水野賢一が衆院選に鞍替えするなどして「自民2人、民進1人、共産1人」という構図になるはずなので、票数だけを見ると野党側が2議席独占する可能性はありそうです。次の参院選も楽しみです。どこまで民進共産の連携が進むか。

続いて神奈川は天皇大好き・三原じゅん子がトップ当選。神奈川でまさかの100万票。2位は公明の三浦。ここらへんは情勢通り。ただ3位以下は想像以上に混戦。

2016年 参議院選挙 神奈川県の結果
(NHK)
3位は民進党の真山勇一。年齢的にお爺ちゃんなのでウケは悪いという指摘もありましたが、やはり知名度強し。バックについてた江田憲司の影響力もさすが。4位は自民党の中西健治。当選する気配がないと思ってただけに意外。麻生太郎あたりのテコ入れも功を奏したか。

とはいえ僅差で5位が共産・浅賀、6位は民進・金子洋一が付けています。共産は惜しくも落選といったところ。民進・金子洋一は連合がバックに付いていましたが力及ばず。

7位は維新・丹羽 ナントカ。先程も言いましたが、維新が邪魔で仕方ない。勝てもしないのにコイツが出馬したことで、野党票が食われたカタチ。逆に言えば、中西はコイツに救われたカタチ。コイツが出馬しなければ、共産党や民進党あたりが当選したでしょう。ちなみに他にも社民党も出馬していたりして、ここまで接戦だと票が分散したのは痛いです。

とはいえ、次の参院選から自民党や公明党は4人区で3人当選させなきゃいけない。野党側は候補者を絞ってくるだろうし、第三極もいよいよ死亡する。与党側としては今後も維持できるかは微妙で、やはり頭痛の種でありましょう。


東京は蓮舫強し、維新弱し

大都市・東京。

2016年 参議院選挙 東京都の結果1
(NHK)
やはり蓮舫が強い。トップ当選で110万票を獲得。2013年の自民・丸川珠代が106万票だったので、それを超える票数。今回は色んなタレント候補が乱立。民進党の支持率も微妙。それでこの数字はまだ衰えを知らない蓮舫人気を裏付けたカタチ。

2016年 参議院選挙 東京都の結果2
(NHK)
下位当選組を見てみると、共産・自民・民進の順番。情勢調査通りの妥当な結果。共産・山添の66万は2013年の山本太郎とほぼ同数。ルックスが良かった共産・吉良よし子が 70万だったことを考えると、アホな新聞や評論家は煽り立てていましたが「人殺し発言」の余波は全くなかったと言えます。民進党・小川敏夫は苦戦しました が、民進支持者の票が蓮舫に食われたのもの大きそう。

一方、次点は維新の田中康夫。これぐらい知名度がある候補を落選させるのは、逆に大変。2013年も小倉というアナウンサーを擁立したものの、維新は惨敗。「維新の弱さ」が改めて証明されたカタチ。

横粂猛追という情報がありましたが、実際かなり健闘したっぽい。そこへ食いついてくる謎のヒゲモジャ男・三宅洋平も支持者こそ不満を垂れていますが、テレビにほとんど出てないのに約26万という票数は立派でしょう。ちなみにタイマー好き・高樹沙耶は6万票ちょっと。


中部東海

割りと接戦が多い中部と東海地区。富山、石川、福井、静岡は割愛。

2016年 参議院選挙 新潟県の結果
(NHK)
新潟県は無所属の森ゆうこが大接戦の末に勝利。わずか2000票差www

森ゆうこは脱原発を盛んに訴えていた候補なので、電力総連あたりがそっぽ向いてたらしい。ただ森ゆうこは演説などの中で「昔の森ゆうことは違います」などアピールしていた模様。結果的に労組票が離れなかったのか。おそらく森ゆうこは民進党ではなく生活の党に入党するはずですが、こういう勝利は大きい。

2016年 参議院選挙 山梨県の結果
(NHK)
山梨県は民進党の宮沢ゆかが当選。当初は米長という元民主党が出馬して、これは野党票が食われて宮沢が不利と言われていたものの、2万票の割りと大差での勝利。

実際には米長は民進ではなく、どうやら自民・高野の票を食ったというウワサ。いわゆる保守分裂。輿石東帝国と揶揄されることもある山梨ですが、現実としては自民が分裂してる側面も強そうです。

2016年 参議院選挙 三重県の結果
(NHK)
民進党・岡田克也の地元・三重県。民進党の芝博一が当選。かなりの接戦と言われていましたが、2万票差。何度も安倍総理が足を運んだものの、全く及ばず(笑)

芝博一はかなり保守寄りっぽい政治家でしたが、何やかんやで共産票などを取り込めたことが大きそう。逆に共産党が応援したからといって、保守票離れも起きなかった模様。安倍の「共闘批判」も有権者からはスルーされていたらしい。

長野県は民進党の杉尾が大勝。当初は接戦も接戦と言われていましたが、民進・杉尾が57万票。自民・若林が50万票。割りと差が付いての当選となりました。安倍総理は盛んにテコ入れを図っていましたが、全く功を奏しませんでした(笑)

岐阜県は自民・渡辺が当選。民進党・小見山幸治は落選。割りと接戦かも知れないとウワサされていた場所ですが、実際は15万票以上の大差で落選。投票率も58%近かったので、ここらへんは早急にテコ入れすべきでしょう。

4 人区の愛知県は民進党が2人とも無難に当選。共産党が食い込むのではないかというウワサでしたが、実際には20万票ぐらいの大差で共産党は落選。民進党の底力を見 せつけられたカタチですが、票数だけ見るとまだまだ少ない。公明も50万票近くを得票しての3位ですので、野党で3議席独占するのはまだまだ先か。

ちなみに減税+維新の奥田は共産党にすら8万票近い差で惨敗。愛知県でも第三極の死亡がまざまざと見せつけられる結果に。


関西

維新が無駄に強い関西。京都府と和歌山は割愛。

2016年 参議院選挙 大阪府の結果
(NHK)
大 阪は「自維維公」。ほぼ情勢調査通り。公明党が負けるウワサもありましたが3位当選。民進党・尾立源幸はタマとしては良くても、大阪では地方議員が壊滅してるので辛い。辻元清美こそ衆院小選挙区で当選していますが、地元の地方議員に何人も民進党がいる。選挙範囲が広くなる参院選ではやはり当選は難しいということ。

とはいえ四つ巴状態。どこの政党が抜きん出てるわけではないので共産党に民進党が譲れば、野党側で何とか一議席を確保できるでしょう。尾立源幸の処遇をどこで優遇するかがポイントになるか。

2016年 参議院選挙 兵庫県の結果
(NHK)
兵庫県は「自公維」。こちらもほぼ情勢調査通り。民進党・水岡俊一が猛追してるってことでしたが、割りと大差で落選。とはいえ共産票を合わせると、こちらも何とか野党サイドで一議席を確保できるはず。大阪のバーターとして、兵庫県は共産党に引いてもらえるのがベターか。

ただ関西で維新が強いと言っても、大阪と兵庫だけ。

2016年 参議院選挙 奈良県の結果
(NHK)
奈良県の結果を見てみると民進党・前川清成が一歩及びませんでしたが、維新のヤツとは10万票近い大差を付けています。むしろ維新が民進党の票を食った感があって、やはり維新が出馬していなければ普通に民進党が当選していたでしょう。

改めて言っておきます。維新は大阪でしか勝てないんだから、他の地域では出馬すんなよアホ。


中国四国

鳥取島根、岡山、広島、山口、香川の結果は割愛。

2016年 参議院選挙 愛媛県の結果
(NHK)
愛媛県の結果は自民・山本順三が当選。無所属・永江孝子は惜しくも8000票差で落選。情勢調査では接戦でしたが、想像以上の接戦。愛媛県は塩崎恭久の地元 なので、そこの引き締めが効いたとか。ただ自民・山本は2010年より3万票近く票を減らしているので、その分析が正しいかはやや疑問。

こういった保守王国でも野党側が善戦できることを示した収穫は大きい。今後の共闘路線はますます進んでいくのでしょう。

2016年 参議院選挙 徳島高知の結果
(NHK)
徳島高知の結果は、自民・中西が当選。無所属の大西聡は落選したものの、6万票ぐらいの差。高知は共産党が強いこともあって、他の地域ではまだ善戦している部類と言えます。

またこの徳島高知は投票率が全国で一番低かったらしいので、もし知名度が高い候補を立てることができれば、愛媛県と同様に野党側が当選する芽はあるでしょう。


九州・沖縄

九州はやはり自民王国なので、宮崎、熊本、鹿児島あたりの詳細は割愛。おもんない選挙やでー。

2016年 参議院選挙 大分県の結果
(NHK)
ただ唯一面白かったのが、大分県。結果は民進党・足立信也が当選。票差はたった1000票ちょっと。下馬評では接戦だったものの、何やかんやで自民が当選す るとウワサされてました。でも大逆転。こういった部分で民進・共産が勝ち切れたのは大きい。でも民進・足立は現職という立場も考えると、自民に追い込まれた感は否めません。

2016年 参議院選挙 沖縄県の結果
(NHK)
沖縄県は案の定、自民党・島尻が惨敗。無所属の伊波洋一が10万票以上の差をつけて大勝。公明も維新も遅れて推薦を出したものの、大惨敗。票数だけ見ると自民党はほとんど減らしていませんが、野党サイドが票を大きく伸ばしたカタチ。

やはり理由は自民・島尻が米軍基地の争点化を避けたのも、フツーの有権者からは「姑息(こそく)」と受け取られたのでしょう。政権与党をアピールしたいなら、それこそ現実的な打開策を打ち出すべきでした。安倍政権の無策っぷりに沖縄県民はそっぽ向いた結果。

他だと福岡県は民進党・古賀ゆきひとがトップ当選(67万票)。2位が自民(64万票)、3位が公明(46万票)。先日亡くなった鳩山邦夫の代理戦争だったワケですが、結果的には民進が勝利。衆院補選ではどうなるか。

そして次点の共産は19万票。遠く離れて維新が9万票。社民が5.5万票。相変わらず空気が読めない維新が大阪府以外でも出馬していますが、やはり大惨敗の結果。ここでも言えますが、いい加減維新は身の程を知りましょう。


比例票はどうなった?

ラストは比例票と比例議席の結果。

2016年 参議院選挙 比例代表
(NHK)
ざっくり見てみると、こんな感じ。

一人区の選挙区では敗北が目立ったものの、自民はまさかの2000万票超え。前回が1846万票だったので、保守的とされる若者有権者の増加が効いているのか。公明は757万票と前回756万票並。

ただ民進は1175万票と久しぶりの1000万票超え。前回3年前が713万票だったので、約500万票近く増加させています。これを考えるとだいぶ民進党も復調してきたと言えます。そして共産は601万票。前回の515万票より大きく積み増しています。結果的に議席は2013年から増えていないものの、民進党との共闘が効果を発揮していると言えます。

ちなみにアホな産経新聞あたりはしきりに影響があったと主張しているものの、東京選挙区でも触れましたが「人殺し発言」の余波は全くなかったと改めて断言しておきます。2010年の共産比例は350万票ぽっちでしたから、その時より1.7倍。

強いて言えば、共産党は護憲や安保ばかりを叫びすぎ。せっかく民進党と連携したのだから、民進党支持者や無党派にせっかくアピールするチャンスできたはず。過去と同じ内容ばかりを主張しても、所詮は既存の支持者の上積み程度にしかならなかったということでしょう。

そして第三極の唯一の生き残り・おおさか維新の比例票は515万票。 2013年の維新比例票が635万票だったので100万票以上を減らすカタチ。8億円の熊手センセーこと渡辺喜美を投入したものの、とうとう共産党にすら惨敗。維新的には結局選挙区でも大阪と兵庫でしか勝てないことが分かっただけの選挙でした(笑)

ラストはかろうじて議席を獲得した、社民党と生活の党。社民が153万票、生活が106万票。前回の3年前が社民125万票、生活が94万票だったことを考えると、どちらも票数を増やすという結果。民進党との共闘が功を奏したカタチ。どうしても今回の共闘は「民進党が小政党を食った」「いや小政党側が民進党を食った」と言われますが、結果的には両方とも得をしていることが伺えます。


まとめると民進共産の共闘路線は成功

今回の第24回参議院議員選挙の結果をまとめると、民進党と共産党の共闘はかなり成果を収めたと 言えるでしょう。実際、産経新聞の「無党派層はどこの政党に投票したか?」という出口調査を見ると、自民は22.3%、民進が23.2%、共産が14.7%だったらしい。3年前は自民が23.0%、民主が14.4%、共産が13.5%だった。

もちろん結果としては満足いくものでもないですが、方向性としては正しいと言わざるを得ません。今後両党やその他の政党とのますます連携が強化されていくはず。民進党内には「口だけの保守」は何人かいますが、それこそ具体的な代案を出さない限りはこの流れを止められないでしょう。強いて言えば連合の動きが悪かったので、今後は連合がどういった大人の対応を取れるかがカギでしょう。

新聞やテレビでは「共闘不発だった」という文字を見かけますが、さすがにアホすぎる分析ばかりで失笑しかこぼれません。他にも現職大臣の落選や「TPPで安倍政権に逆風だった」というしっかり分析も聞いたことがない。

新聞記者やテレビ記者は生データを持っていても、それを正確に分析する力を持ってないから困ります。どうやら安倍政権に都合が悪いことは報じない姿勢は今後も変わらないらしいですが、一言言っておくとしたら、お前らがバカすぎる発行部数と視聴率が激減するんだぞ(笑)
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