ついに今日2016年9月17日に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が完結。1976年に連載が始まっただけあって、『こち亀』の発行部数は余裕の一億部超え。自分が運営してる漫画ブログ「バズマン。」でも何度か感想を書かさせていただいて、『こち亀』の最終200巻も既にレビュー済み

この『こち亀』の作者が秋本治。秋本治のすごいところは今まで連載を一度も休まなかったこと。今日日の人気ユーチューバーでも1週間は動画をアップロードしなかったことが一度ぐらいはあるでしょう。秋本治は才能以前に、社会人として恐るべしの偉業であります。

つまり秋本治はかなりのお金持ちであることが推察されます。秋本治は今時の漫画家では珍しく、割りとメディアにも露出する方。最近テレビを見てないので自分は知りませんでしたが、この件に関してダウンタウン松本の番組にも出演してたとのこと。またアニメ化や実写舞台化などそういった版権料も莫大でウハウハ。

秋本治 ミニクーパー フラッシュ9月27日10月4日号
(フラッシュ9月27日10月4日号 撮影・田中明男)
しかも『こち亀』内でもメカネタなどが多く登場するなど、秋本治は自動車好き。だから割りと高級外車を乗りこなしているかと思いきや、秋本治の愛車はまさかのMINI(ミニクーパー)だった件。

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現在でこそBMW傘下になったとはいえ、今でもMINIはイギリスの、世界の大衆車。実際にミニクーパーの価格を見てみると、MINIの3ドアだと220万円ぐらいから買えるので、むしろ国産車のプリウスの方がお高いぐらい。

またミニ3気筒ディーゼルモデルの実燃費もかなり低燃費。輸入車・外車のカテゴリーに入るものの、実用性という点では国産車に負けてないと言ってもいいぐらいのMINI。特にミニクーパーはサイズ感で言うと、尚の事お手頃感があります。

冒頭でも少し触れましたが、『こち亀』の中ではフェラーリやブガッティといったスーパーカーも多数登場してる。さすがに実用性に難があるのでスーパーカーはないにしても、せめてBMWの7シリーズやメルセデスベンツのGクラスあたりを乗りこなしてるのかなーと思ってた。ちなみにそのGクラスは来年2017年に初めてフルモデルチェンジを行う模様らしい。

それがまさかのミニクーパーですから意外と言えばかなり意外。


秋本治の運転は意外に下手っぴ?

ただ記事では「連日、娘を送る。この日は駐車に手こずり、何度も切り替えしていた」と書かれてあるので、意外と秋本治の運転は下手なのかも知れない。

「MINI」という車名からも分かりますが、言うまでもなくミニクーパーのサイズはそこまで大きくありません。MINIは一応3ナンバーサイズではあるものの、全長は4メートルを切って全幅も1.7メートルを少し超えるだけ。国産車で言うとフィットやスイフトと大差ありません。

このミニクーパーで運転がしんどいことを考えたら、確かに全長5メートルを超えるようなサイズの外車や輸入車を秋本治が扱うのはしんどいのかも知れません。というか齢60歳を超えて、娘のアッシー君をさせられる秋本治が少し不憫でなりません。そして秋本治をアッシー君に使うおそらくアラサー女子であろう娘さんたちとは…(笑)


ミニミニ大作戦の影響?

どうやら『こち亀』の連載が始まる5年前にあたる、1969年に「ミニミニ大作戦」という映画が昔流行ったそうですが、週刊誌の予想ではこの影響が今でも秋本治の中で色濃く残っているのではないかとの指摘。さすがに自分は生まれてなかったので分かりませんが、時代的には還暦を超えた秋本治にとってはまさにドンピシャだったと言えるでしょう。

確かにミニクーパーのデザインはキープコンセプトで長年の間ずっと変化してませんが、やはり未だに飽きさせません。だから、そういったミニクーパーの長期間親しまれるセンスの良さはまさに『こち亀』に通じる部分があって、そこに秋本治も無意識的にシンパシーを感じている可能性もありそうです。

しかも他にも秋本治は原付きバイクのヤマハ「ビーノ」あたりも乗りこなしているそう。いや、もっと良い乗り物を買えよと言いたくなりますが、『こち亀』の両津勘吉だけではなく作者の秋本治も実はゴリゴリの庶民派だったというお話でした。
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