つい先日、韓国の大統領選挙が行われました。そこでムン・ジェインという左派系のオジサンが勝利しました。主な理由は、パククネを退陣に追い込んだリーダー的存在だからとのこと。

日本と韓国といえば「慰安婦問題」が横たわっています。かつて日本軍が朝鮮半島の女性を性奴隷のように扱った歴史に関する扱い。そこで2015年に安倍総理は「日韓合意」を結んで、法的な問題は解決したと「口頭のみ」で約束しました。

ただ日本側の明確な謝罪がない or 正式な文書ではないなどを理由に、韓国側は日本と新たな合意を結ぼうとしているとのこと。確かにそれらを怠った安倍総理側にも落ち度があり、日本側が中途半端に譲歩した以上でも以下でもなかった無意味な合意だったかも知れません。

この慰安婦問題に関して、2015年に週刊文春で「ベトナム戦争時に韓国軍が売春宿を運営していた」と発表したのが山口敬之(やまぐち・のりゆき)というジャーナリスト。TBSテレビ報道局ワシントン支局長に勤めていた山口敬之は、そのときにアメリカの国立公文書館で資料を発見し、記事にした。

内容を読むとどうやら「韓国も同じことをやっていたではないか」と山口敬之の記事では言いたげで、論調的にはネトウヨブログそのものでした。何故そこをピンポイントに取材したのかも含めて、ややもすれば唐突感がありました。

この山口敬之は最近はテレビに出演する機会も増え、安倍総理擁護が目立つジャーナリストとして知られています。特に森友学園問題では、何故か発狂気味に安倍政権を擁護してたことは記憶にあたらしいです。

山口敬之 レイプ 週刊新潮2017年5月18日号1
(週刊新潮5月18日号 dマガジン)
ただ週刊新潮によると、この山口敬之がワシントン支局長時代に女性をレイプしたとのこと。しかも、なおかつ安倍総理のお抱えジャーナリストということもあって、警察関係者が山口敬之の事件をもみ消したとのこと。

少し前置きが長くなりましたが、もし週刊新潮の記事が事実であれば、遠回しに安倍総理が山口敬之のレイプ事件をもみ消したということになります。まさに森友学園問題を地で行くような「忖度(そんたく)」。何故山口敬之がああいう慰安婦記事を書いたのかも含めて、いろいろと合点がいきます。

山口敬之と安倍総理はどれだけ親しいのか?


じゃあ、そもそも山口敬之と安倍総理はどれだけ仲が良いのか?総理に肩書を利用して、勝手に仲が良いアピールすることも可能。結論から書くと、山口敬之と安倍総理…いや、安倍総理周辺の人間とは親交が深かった模様。

山口敬之 レイプ 週刊新潮2017年5月18日号2
(週刊新潮5月18日号 dマガジン)
山口敬之は2016年に「総理」という著書を執筆してるんですが、その中で安倍晋三が2012年に再び自民党総裁に返り咲いたとき、そこで現在官房長官を務めている「菅義偉が満面の笑みで山口敬之に握手を求めてきた」とのこと。

山口敬之 レイプ 週刊新潮2017年5月18日号3
(週刊新潮5月18日号 dマガジン)
また先日行われたトランプと安倍の会談においても、山口敬之はその時のエピソードについても安倍総理から色んなことを報告を受ける仲。「トランプから厳しい顔で行こう」と言われたらしい。確かに話を聞く限りは、一朝一夕では築けない関係性っぽい。

少なくとも、山口敬之と安倍総理や菅官房長官との仲の良さは安倍政権が発足して以降、ずっと続いている模様。

TBSの肩書を利用して被害女性に付け入った山口敬之


ということで本題。山口敬之は一体どんな女性をレイプしたのか。それが週刊新潮によると27歳のジャーナリスト志望の女性が被害者とのこと。つまり山口敬之は現在51歳ですから、自分より半分ぐらいの若い女性に手を出したらしい。

この被害女性はニューヨークの大学でジャーナリズムと写真を専攻しており、2013年秋頃に山口敬之と知り合ったらしい。タイミング的には、ちょうど山口敬之はTBSワシントン支局に異動した前後ぐらいか。

そこで被害女性は報道の仕事をしたいと告げると、山口敬之は「TBSのニューヨーク支局長に会わせてあげる」と支局内を案内するなど、半ば公私混同気味に接するようになったらしい。その間は特に何もなく、その後、被害女性は日本に帰国してトムソン・ロイターでインターン生として働き、就職活動を行う。

そして2015年3月に被害女性が山口敬之に改めてマスコミ関係で働きたいというメールを送る。

山口敬之 レイプ 週刊新潮2017年5月18日号4
(週刊新潮5月18日号 dマガジン)
何故なら、山口敬之がかつて「ワシントンに来てくれるならTBSとして採りたい」などと遠回しに秋波を送っていたから。山口敬之は「正式な採用に向かう手も。それなり私が決裁できます」とTBSの立場を利用できるかのような発言。

ビザに関してもTBSで支援すると公言するなど、半ばTBSを私物化していたのか。もしかするとこの女性以外に対しても被害にあってる女性がいそう。いやはや嫌な予感しかしないというのか、なんだか山口敬之の「男のむき出しの性的な本性」が垣間見えてきますねぇ。


週刊文春の記事で問題になった直後にレイプ


ちなみに女性が山口敬之にメールを送ったのが、冒頭でも触れた例の週刊文春の慰安婦記事が発売された前日。この慰安婦記事をTBSにもみ消されたと主張し、山口敬之は週刊文春に持っていったというのが冒頭の経緯になります。

ただ普通に考えたら、TBS社員として取材した記事を他社に持って掲載させるというのは論外。ジャーナリストではなくても理解できる話。そこでTBSが問題視して、山口敬之を日本に帰国させた模様。山口敬之は被害女性に対して「ヤボ用で一時帰国することになった」とメールしてる。

でも山口敬之は被害女性に対して、一方でこんなメールも送ってる。「空いてる夜ある?なんか奢ります」。いよいよ、レイプ疑惑の本題です。

そして2015年4月3日に山口敬之と被害女性は東京の恵比寿で再び出会うこととなる。このお店は山口敬之が19歳から父親に何度も連れてこられた馴染みのお店だそう。まさに常套手段と呼ぶべきか。つまり、この夜に被害女性は山口敬之にレイプされる

まさに鬼のメンタルを持つ山口敬之。転んでもただでは勃きません。


下着だけでもお土産で持って帰っていいかな?(笑)


山口敬之はその後被害女性を色んなお店に連れ回して、仕事の話は一切せずに安倍総理など自らの人脈を吹聴するだけ。見るからにつまらない話。当然、仕事の話ができると思ってた被害女性が酩酊するほど酔うはずがなく、頭はクリア。しかも割りと酒に強い女性だったらしい。

ただある鮨屋で一変。入店前までは頭はクリアだったのに、二度目にトイレに行った時には女性の頭はクラクラとなり倒れてしまう。そこで彼女は「薬を入れられた」と主張してるらしい。だから強姦は強姦でも、厳密には「準強姦」と呼ばれる犯罪。ちなみにどちらも法定刑は変わらないため同一に扱うのが一般的。

山口敬之 レイプ 週刊新潮2017年5月18日号6
(週刊新潮5月18日号 dマガジン)
そして被害女性が気付いた時には早朝5時のベッドの上。しかも仰向けの被害女性に山口敬之がまたがっており、慌てて被害女性はトイレに逃げ込む。その逃げる際に被害女性は、山口敬之の「避妊具をしてない陰茎」が見えていた。つまり山口敬之は全裸だった。

そして被害女性の乳首は血が滲んでいるなど、明らかに行為後。しかも山口敬之は二度目のレイプを犯そうと、ものすごい勢いでベッドに顔と体を押さえつけようとしたり、その光景をカメラで撮影していたかもしれない疑惑も週刊新潮の記事では証言しています。

山口敬之 レイプ 週刊新潮2017年5月18日号7
(週刊新潮5月18日号 dマガジン)
女性は何とか逃げようと英語でまくし立てると、そこで山口敬之の衝撃の一言。「下着だけでもお土産で持って帰ってもいいかな?いつもは強気なのに子供みたいで可愛いね」とニタニタ。さ、さ、さすがにこれはキモすぎるぞ山口敬之www

どうやら「やって良いライン」と「やってはいけないライン」の区別がついてないオジさん。最近漫画化もされたYouTuber・はじめしゃちょーの下関係のだらしなさが、かなり可愛く見えます。この証言が事実であれば、まさに山口敬之は犯罪者そのもの。さすがにこんなヤツと比べると、はじめしゃちょーに対する名誉毀損か。


山口逮捕を中止させた刑事部長が菅義偉官房長官のお友達


その後、女性は数日してからホテルがある高輪署に相談。何故数日経過していたかというと、山口敬之が安倍総理や権力者との関係をチラつかせていたから。まさに悪代官そのものですな。

そこでホテルに設置された監視カメラの画像やタクシードライバーなど様々な証拠を集めることで、山口敬之の準強姦の逮捕状が発布される。ただ山口敬之は再びアメリカのTBS支局に戻っていた(既に営業局に左遷)。

警察は山口敬之がアメリカから帰国する2015年6月8日に逮捕することを決定。しかし、山口逮捕は警察上層部から待ったがかかる。山口敬之はそのまま悠々と刑事たちの前を通り過ぎていったとのこと。

じゃあ、その警察上層部とは誰なのか?

山口敬之 レイプ 週刊新潮2017年5月18日号8
(週刊新潮5月18日号 dマガジン)
それが安倍政権の中枢である、官房長官・菅義偉のお友達の警視庁刑事部長・中村格(なかむらいたる)。中村格が疑惑を否定するのかと思いきや、むしろ公然と週刊新潮の記事に書かれている内容を肯定してる。

山口敬之 レイプ 週刊新潮2017年5月18日号10
(週刊新潮5月18日号 dマガジン)
この中村格曰く、「事件の中身として私が不逮捕を決裁した。捜査の中止は指揮として当然」と悪びれる様子もなく言い放ってる。基本的に逮捕の有無の判断は署長判断で行われるもので、そこに刑事部長が口を挟むことは異例。じゃあ中村格は山口敬之の逮捕を慌てて取り消したのか?

その後、山口敬之(https://twitter.com/nyam72)は嫌疑不十分として不起訴となり、ご存知のように未だに逮捕されることはなく、平然とテレビ番組などで安倍政権を今日も元気に擁護し続けています。まさに「恩を恩で返す聖人君子」のような方。そりゃあカメラの前で発狂してでも、命がけで安倍総理を守りたくなるのもうなずけます。

以上、ほぼほぼ真っ黒クロスケな自称ジャーナリスト・山口敬之さんでした。ちなみに同じく安倍総理とお友達の、現在自民党の青山繁晴さんは「ただ英語が読めない無能なオジサン」というだけので、あまりきつく批判しないであげてください(T_T)
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