週刊朝日7月8日号で自民党農林大臣・森山裕が昨年9月、日本養鶏協会の会長・栗木鋭三から20万円の現金を不正に受け取っていたことが報じられました。他にも宮腰光寛や西川公也も現金を受け取っていた。西川あたりはもはや常習犯でしょう。かつては千振ダム汚職事件で逮捕もされている方。
日本養鶏協会は農林水産省から年間数十億円の補助金を受け取っているので、まさに還流。しかも農水省の幹部は日本養鶏協会にお目付け役として天下り。結果的に、その献金を黙認。
(週刊朝日7月15日号 dマガジン)
そして新たに自民党・江藤拓も現金を受け取っていたことが発覚して大問題に。
じゃあ江藤拓の言い分はどんなんかというと、「支援を頂いているX社長と昨年9月27日に宮崎空港で面会しました。そこで栗木さんからの献金とは伝えられずに、X社長サイドからという理解で20万円の献金を頂き、事務所に入金して、後日、X社長の個人献金の領収書を郵送しました」とのこと。そして、後に栗木からの献金ということが分かったので返金したらしい。
ただX社長は日本養鶏協会の理事。また江藤拓の政治団体にも3年間で250万円近くの個人献金をしてる。そして、またしてもタイミングが9月。TPPが大筋合意したのが10月ですので、何らかの利益供与的なものがあったとしか思えません。
畜産業界は当然TPPに反対してたワケですが、結果的に安倍政権はTPPで大筋合意。農家はますますジリ貧に陥ることは請け合い。わざわざ違法行為を犯してまで自民党を支援したのに、このザマでは笑うに笑えないでしょう。今頃全国の農家さんたちも安倍政権も無能さに嘆いているでしょう。
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日本養鶏協会は農林水産省から年間数十億円の補助金を受け取っているので、まさに還流。しかも農水省の幹部は日本養鶏協会にお目付け役として天下り。結果的に、その献金を黙認。
(週刊朝日7月15日号 dマガジン)
そして新たに自民党・江藤拓も現金を受け取っていたことが発覚して大問題に。
江藤拓の言い分は信じられる?
この自民党・江藤拓は自民党の農林水産戦略調査会の筆頭副会長。また「TPP交渉における国益を守り抜く会」の会長にも就任するなど、いわゆる農水族のお偉方。じゃあ江藤拓の言い分はどんなんかというと、「支援を頂いているX社長と昨年9月27日に宮崎空港で面会しました。そこで栗木さんからの献金とは伝えられずに、X社長サイドからという理解で20万円の献金を頂き、事務所に入金して、後日、X社長の個人献金の領収書を郵送しました」とのこと。そして、後に栗木からの献金ということが分かったので返金したらしい。
ただX社長は日本養鶏協会の理事。また江藤拓の政治団体にも3年間で250万円近くの個人献金をしてる。そして、またしてもタイミングが9月。TPPが大筋合意したのが10月ですので、何らかの利益供与的なものがあったとしか思えません。
畜産業界は当然TPPに反対してたワケですが、結果的に安倍政権はTPPで大筋合意。農家はますますジリ貧に陥ることは請け合い。わざわざ違法行為を犯してまで自民党を支援したのに、このザマでは笑うに笑えないでしょう。今頃全国の農家さんたちも安倍政権も無能さに嘆いているでしょう。