週刊文春7月28日号に鳥越俊太郎の女性問題が取り上げられました。その時に鳥越俊太郎は「バージンは病気」という発言をしたらしい。一部のインターネット(というかネトウヨの巣「2ch」)では大盛り上がり。

鳥越俊太郎 週刊新潮8月4日号
(週刊新潮8月4日号)
ただ当時取材していた週刊新潮によると、どうやら事実無根らしい。
当時女子大生が週刊新潮に証言した内容によると、鳥越俊太郎は「こういうことを経験していないから自分に自信がないんだ」と口説いたらしい。他にも「今しておけば、彼氏とする時に不安にならない」といった発言も。割りと色んな男が言いがちな陳腐な口説き文句という。

また当時の男性(今の旦那さん)も週刊新潮の取材に答えてるんですが、こちらによると「これだけ歳が離れているのに、こんな関係になれるのは素敵じゃない」と鳥越俊太郎は口説いてきたらしい。こちらは思わず「あまーーーい!」と叫びそうになった。俺も爺さんになったら使ってみよう(笑)

ただ女子大生の証言でも彼氏(現在の旦那)の証言でも、鳥越俊太郎が囁いたとされる「バージンは病気」発言はやはり発見することはできませんでした。もし発言していたとしたら週刊新潮が鬼の首を取ったように取り上げてるはず。

他にも週刊新潮の記事を読む限りは、おそらく鳥越俊太郎が女子大生を抱こうとしてたんだろうな…とは読み取れます。それでも文春に書かれているような「無理矢理感があった」は個人的には感じない。もちろん自分だって同じような立場に置かれたら怒るはず。そりゃあ自分の彼女が40歳も年上の爺さんに抱かれそうになったら誰でもイヤですわ。

でもそれを考慮したところで、正直、旦那さん色々と話を盛りすぎといった印象。ウソをついたとまでは言いませんが、14年15年も時間が経ってしまってるので、どうしても記憶が膨らんだり混同している部分があったと言わざるを得ません。

あと何故今のタイミングだったのか?という疑問もやはり残ります。当時は「記事にしないで欲しい」で週刊新潮に懇願しておいて、そこから15年近くも黙っておいて、それが何故急に言いたくなったのか。そういったことは謎のままでした。


鳥越の目立った追加報道はなし

ちなみに今週号の週刊文春を読むと、「鳥越報道の全てに答える」とあるものの先週号の内容の焼き増し感は否めない。少なくとも追加的な具体的な情報はなし。文春は当時リアルタイムで取材してないだけあって少々苦しい。訴訟マニアの橋下徹なんか持ってきた所でなーと。せめてスチュワーデスとコスプレ不倫してた橋下徹に「俺みたいに正々堂々と不倫をしろ」ぐらい言わせて欲しかった(笑)

ネットでも有名な落合洋司弁護士も「当時から交際していて本人から話を聞いている。真実だと信じるに足る根拠」と擁護。ただ彼氏だからこそ主観的な情報になりがち。だから身内の証言は裁判でも当てにならないと言われがち。話を盛ってしまった旦那さんが、奇しくもそれを証明したカタチか。

結局アフラックから金をもらってどうのこうのという話も、最後の最後までどの週刊誌は報じず。ネトウヨと百田尚樹の捏造デマ流しは相変わらずです。訴訟を起こすなら週刊誌ではなく、こういうバカを訴えれば良かったのかも。
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